内径研削加工(inside-diameter-grinding)とは

内径研削加工とは、インターナル研削とも呼ばれる加工で穴の内側を加工するものを指します。当社では自社ブランドであるMRKというブランドでベアリングの製造をメイン事業としていて、研削加工に関する深い知見を持っています。近年では、ベアリング以外の量産部品に対しても、蓄積してきた加工ノウハウを活かし、内径研削の量産加工を行っています。

下記では、量産精密研削加工.comが加工を行ってきた内径研削加工における加工限界と実際の製作事例についてご紹介を行い、お客様のご要望にお答えすることができる理由として、設備についてもいくつか紹介をいたします。

内径研削加工設備

当社の内径研削におけ加工限界

当社では、内径研削専用の各種加工機を保有して加工対応をしています。ベアリングやスピンドルといった部品等、摺動部で使用する製品の場合、内部に挿入するもしくは内径が触れる部分において、高い精度が求められ、寸法公差はもちろん、同軸度、面粗度、真円度が求められます。下記では、当社の内径研削における加工限界について紹介をしています。

内径研削加工事例

量産精密研削加工.comでは、量産加工に向けて、社内設備はもちろん、治工具の製作を行うことで省人化・生産性向上に取り組んでおり、コストダウン提案が可能となっています。

下記では、内径研削加工を行った製品事例について紹介を行っています。詳しい内容をご覧になりたい方は、各製品事例の詳細ページをご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

製品名 産業機械向け 薄肉リング
サイズ 外径φ49mm、内径φ45mm、幅1mm
精度 外、3μm選別、粗さRa0.1
加工Point ガードナースルー研削後、マグネットシュータイプセンターレス研削で外径を研削、その後マグネットシュータイプ内径研削盤で内径研削

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製品名 産業機械向け 段付きリング
サイズ 外径がφ80mm、内径がφ72mm、幅は80mm
精度 真円、振れ5μm以下、スクラッチ不可
加工Point 専用治具を使用し、外径の台形部分のみを円筒研削で仕上げております。専用治具を使用することで、量産の生産性を向上しコストダウンを図っていることが加工上のポイントです。

 

内径研削加工もっと見る

内径研削加工設備情報

量産精密研削加工.comが提供する内径研削加工は、各種設備を取りそろえることで量産加工体制を確立しています。当社のように内径研削加工に特化した量産設備を保有している企業は稀有な存在であると言え、研削加工領域においては国内におけるTOPサプライヤーであると自負しています。設備情報ページでは、こちらでご紹介しきれなかった量産設備についてご紹介しています。ぜひとも、ご覧ください。