円筒形状部品 研削の量産加工に強み
リング・ピン・シャフト・スピンドル・ローラーなど、あらゆる業界分野で“円筒形状”の機械部品は数多く使用されています。その中でも真円度・円筒度・同心度・同軸度・平面度・平行度といった精度が求められる部品では、研削加工を欠かすことができません。量産精密研削加工.comは、国内屈指を誇る研削加工用の保有設備で、円筒形状の製品は平面研削・外径研削・内面研削を社内で一貫対応し、平面度、平行度、直角度、同軸度などそれぞれμ単位の高精度で管理する大量生産に強みを有します。
円筒研削におけるビビリ対策の原因と対策
円筒研削におけるびびりの発生原因としては、一般的なビビリであればドレッシングの不良が原因として多く、その他一定間隔でビビリが発生していた場合には研削盤が振動していることや、砥石の精度が低いこと、ブーリーがゆるんでいることなど様々な原因が考えられ、ビビリの長さや幅によって原因が変わります。そのために一概に最適なビビリを防ぐための研削方法はございませんが、当社では①砥石を良い状態に保つ、②揺れを軽減、③砥層の幅を小さくするの3点を念頭に置いております。例えば①砥石を良い状態に保つでは、砥石のバランスを確認して直したり、ツルーイングをしたり、適切な粒度の砥石を使用したりすること、さらには目詰まりや目つぶれを防ぐために、こまめにドレッシングを行います。砥石の切れ味の悪さはビビリにつながるので、砥石の状態管理と砥石の選定は重要としています。
円筒研削加工のことなら、小西製作所まで!
当社では、今回紹介した円筒研削加工以外にも、研磨加工・研削加工用の保有設備を駆使し、平面研削・円筒研削・内面研削とすべて一貫対応します。1μ以下の高精度加工や平面度、平行度、直角度、同軸度などそれぞれμ単位で管理する大量生産も可能です。ガードナースルー研磨機、センターレススルー研磨機など、大量生産にマッチした設備を使った製品供給と品質保証もあらゆる業界のメーカー各社からご愛顧いただける所以です。